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人生奮闘記

原付で200kmの長距離を走るとどうなる?かかる時間は?何も考えずに女子が東京から静岡まで原付で帰って失敗した話

 

「帰省したいけど新幹線代高いな…」

「時間はあるし、
原付で帰省しちゃおうかな
?」

「原付で長距離ツーリングって
楽しそうだし!やってみるか~!」

 

って思ったことがある人も
いるのではないでしょうか?

 

結論からいうと

やめとけ・・・!

という話なんですが。

 

今回はそんな方の疑問に応えるべく
私が大学生のときに東京から静岡まで
実際に原付で帰省した時の話をします。

 

すっす

同じように考えている女子が
いたらやめときな!って
伝えたい・・・!
(あんまいないか・・・)

 

 

結論から言うと

東京~静岡間の200kmを
原付で実際に走ったところ・・・

  • 絶望の7時間だった
  • (感動して)泣いた
  • 親にめちゃくちゃ怒られた
  • 高熱が出て盛大に吐いた
  • 電車が何故あるのか理解した

 

すっす

何この結論・・・
めっちゃアホだな・・・

 

今は昔、7年前の夏・・・

当時看護学生で関東にいた私は
実習が終わって夏休みに入って
さいっっっこうの気分の中にいました。

 

「よっしゃー!!!実習終わった!!!
静岡帰るぞ!!遊びまくる!ぞ!!!」

 

有頂天になったのもつかの間、
当時実習でバイトができなくて
お金のなかった私は
アホみたいな考えが頭に浮かびます。

 

「新幹線で静岡まで帰省すると
6000円もするのかー・・・。
高いな~。」

 

「鈍行で帰ったら3000円
ちょっとか~。お尻痛いけど
3時間頑張るか・・・」

 

「ん・・・!?
原付なら1回の給油で
400円位で帰省できる!?
私天才か・・・!?
(めっちゃアホです)」

 

当時大学生で時間だけは山ほどあった私は
このアホな発想を
「天才の思い付き」と称し、
「今から原付で静岡帰るわ~!」
Twitterにつぶやきます。

 

くるわくるわ、リプの山。

「え、まじで言ってる?」
「危ないからやめな~!」
「生きて帰ってこいよ!」
「元気でね・・・」

 

友達からのリプライに

「生きて帰る!!!」

とか返して(ただのアホです)

とりあえず今より静岡方面の
町の名前が書いてある
看板のほうに運転してけば
実家につくな。道は繋がっている。

とか思いながら下調べも一切せず
夏の夕日を背に(かっこつけるな)
東京を出発します。

 

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絶望の7時間だった

当時川崎駅近くに住んでいた私ですが
用事があって東京にいたので
世田谷を17時半に出発しました。

 

夏の夕方の生ぬるい風を受けながら
原付なのにフルフェイスのヘルメットを
かぶって、246号線をひたすら
静岡方面っぽい看板をたどって進みます。

 

なんだか一人旅をしてるみたい…♡

 

とか自分に酔いながら
時速30kmでゆっくりと
静岡を目指して
最初は楽しんでいました。

 

それからだいぶ時間が経ちました。

 

なんだか疲れてきたな・・・。

 

もう結構な距離を運転したぞ・・・!

 

そろそろ静岡に入るころかな?

 

と思ってチラッと看板を見て
自分の目を疑います。

 

 

「横浜」

 

 

まじで・・・?

 

 

ここで初めて
やばいことを始めてしまった
と気づきます。

 

 

開始30km(約1時間)で
原付を運転することに飽きたのです。

 

横浜とか川崎(当時住んでた場所)
の隣じゃん!全然進んでない…!!

 

もう運転したくない・・・

と思いながらもTwitterで
バカみたいに

「生きて帰る!!!」

とかみんなに言っちゃったので
後にひけません。

 

そこからが地獄でした。

 

横浜周辺のバイパスは車が多くて、
時速30kmを忠実に守っていた私は
何度も追い越されます。

 

「おせーよ!!!」と言わんばかりに
車が自分の横すれすれを通って
何度も死ぬんじゃないかと思いました…!

 

昼間は暑いからって夕方出発したものの
夜21時台の御殿場は
夏でも寒すぎました・・・!!!

 

夏のジメジメした空気で汗ばんだ服は
御殿場で冷たい濡れ雑巾のように
びちょびちょになり、
私を追い詰めました・・・

 

 

か、帰りたい・・・!

 

 

生きて帰りたい…!

 

 

ただそれだけを思って
無我夢中で運転しました。

 

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(感動して)泣いた

走って走って走り続けて
島田にある実家が見えたときは
本当に涙が出ました。

 

時計は日付が変わって
0時半をさしていました。

 

絶望の7時間でした。

 

本当に、実家に帰ってきたんだ、
生きて帰省できて本当に良かったと
涙が出ました。

 

整備もろくにしてない
中古で買った50ccのビーノ。

 

7時間ぶっ通しで運転したので
途中で壊れる可能性も0では
なかったと思います。

 

極寒の御殿場でエンジンが止まったら
本当に終わってたかもしれません!

 

生きて帰ってこれて良かった・・・と
本気で思いました。(涙)

 

 

親にめちゃくちゃ怒られた

感動の涙を流したのもつかの間、
何も連絡せずに実家に原付で200km
走行して帰省した私は
「危ないじゃないか!」
と、この後親に
めちゃくちゃ怒られました。

 

「帰りは絶対に原付で帰らせない!」

 

と言われましたが、
もうあの絶望の7時間は
二度と経験したくない
思っていたので素直に応じました。

 

女の子の親からしたら
とんでもないことですよね。(白目)

 

もし今やろうとしている人がいるなら
親の気持ちを考えて
やめてあげてください(小声)

 

 

高熱が出て盛大に吐いた

御殿場でびちょびちょになった服で
極寒を感じながら走り続けた私は
そのあとしっかりと風邪を引き、
39℃の高熱が出ました。

 

そして夏なのに水分もろくに取らずに
ノンストップで運転したからか
軽い熱中症になり、
帰省後何度か盛大に吐きました。

 

実習が終わって有頂天だった私は
自分のこのアホなチャレンジによって
この後数日間寝込み、
大事な夏休みを削ったのでした。

 

 

電車が何故あるのか理解した

元気になって夏休みも終わるころ、
川崎のアパートに戻る際、
原付どうしよう・・・
と悩むはめになりました。

 

バイト先まで原付で通っていたので
静岡に置いておくわけにはいきません。

 

「原付 輸送費」で調べてみると
かかる額は3万円・・・!?!?

 

え・・・!
新幹線往復のほうが安いじゃん!!!

 

ということに気づきました(あほです)

 

幸いにも友人がトラックを借りて
もう少しお安く原付と共に
川崎に戻ることができたのですが
(友人よ、本当に感謝している…!)

 

電車が何故人々に使われているのか
よくわかりました・・・!(黙)

 

当時の私のようなお金がなくて
時間のある大学生が
同じ失敗をしないように
ここに記しておきます…!
(苦笑)

 

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原付で長距離走行をするなら

ここまで私は原付での長距離走行は
やめたほうが良いと書いてきましたが
それは私のような考えなしで
思いつきで挑戦する人に向けてのみの
メッセージとなります。(あんまいない)

 

純粋に

  • バイクが趣味で慣れていて
    ツーリングを楽しみたい
  • しっかりと原付は整備している
  • 服装や経路、天候の下調べを
    したうえで休憩をとりながら
    長距離走行を楽しむ

のであれば問題ないと思います!

 

実は私と同じように東京から静岡まで
原付で帰省した友人がいるのですが
辛いと思いつつも、
帰りも原付で帰ったそうです。
そういう強者もいます・・・!

 

石神さん

寒すぎて初めて股関節が
震えました。なのに
寝たらその辛さ忘れちゃって
2回もやっちゃいました。
でももう2度と
やりたくないですね…(笑)

すっす

往復しただけでやばいのに
2回もやってたとは…!
なかなかイカれてるね!(笑)

石神さん

今度はアメリカから
原付で帰省します。

 

『電車や新幹線よりも原付のほうが
帰省するのに安いからいいな』

とか、

『楽しそうだしやってみるか』

 

という軽い気持ちでやると
めちゃくちゃ後悔するので!!!

 

もし原付での長距離走行を
考えている人がいたら
是非今回の記事を参考にしていただき
やめときましょう…。(小声)

 

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まとめ

原付で200kmの長距離を
実際に運転してみたら

  • 絶望の7時間だった
  • (感動して)泣いた
  • 親にめちゃくちゃ怒られた
  • 高熱が出て盛大に吐いた
  • 電車が何故あるのか理解した

という話でした!

 

今回の記事を参考に、
軽い気持ちで原付の長距離走行を
する人が減れば幸いです・・・!

 

当時の私は一切調べなかったので
私と全く同じ発想の人には
届かない記事となりそうですが…(苦笑)

 

すっす

ここまで読んでいただき
ありがとうございました!

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会いましょう~!